願いを込めたそれは、特別な

コトバ
「あの」
コエ
「冬哉」
伝えたくて
「どうした?」
伝わらなくて
「あ、ううん」
それでも まだ 伝えたくて
「なんでもない」
丸く私を包み込む殻
「本当に?何か今、挙動不審じゃ」
その中で
「気のせいだってば!」
強く 願ってる
「本当に?」
強く 祈ってる
「本当に!」
そして
「じゃあ、いいか」
強く 強く 叫んでる
「また、後で」
他の誰かには
「うん」
伝わらなくてもいいの
「後で……」
心の底から伝えたいのは
「ま、た」
貴方だけだから
「……っ」
強く 強く 想う
「冬哉!」
貴方の名前
「何だよ、やっぱり何か」
コトバ
「あるの」
コエ
「何?」
伝えたくて
「えっと、その」
だから 殻を壊そう
「変態だとは思ってるけど」
コトバを
「いきなり、何。苦情なら家で」
コエを
「今、言わせて」
貴方に届けるために
「今じゃなきゃ、言えないから」
私のココロを
「冬哉」
貴方に届けるために
「スキ」


鳴葉ゆらゆさんからアルイザというかとーりさ。
これ絶対アカデミーからの帰ってる最中だよね!とか妄想。落ち着かん。バックに夕焼けだといいな!止め処なく広がる妄想ワールド。鳴葉さんマジック。
このお話で漫画描きたいー!て鳴葉さんに許可をもらっているんですけど、未だ描いていないです。ぐあああ!